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中小企業向けマーケティング
求人のコツ ―相手の立場に立てば良い人材は見つかる
こんにちは。スズヒロフォークリフトマーケティング担当の鈴木雅人です。
昨年当社は整備士の新入社員を一名採用しました。今回はその時のスズヒロ成功体験を紹介いたします。
求人が上手くいかない中小企業求人のヒントになれば幸いです。
先ず、求人に関してこんな既存概念を持っていませんか?
「整備士の求職者は少ない。」
「ハ●●ワークで募集かけても中小企業には全然いい人来ない。」
「リ●ナビなどの求人サイトは掲載料が高いのに採用できるかは不確定だ。」
当社の求人に関する考えもそうでした。
そういう訳で求人が上手くいかず、会社の成長の阻害要因の一部でした。
実際、多くの中小企業は同じような考えの元、同じような採用状況になっているように感じます。
本当にそうでしょうか?
私は入社2年目ですがマーケティングに10年以上関わっている者としてふつふつとチャレンジ精神が湧いてきました。
そこで、「お金をかけずにいい人を採用しよう!」という目標をたてました。
その為に求人情報はどのように出せばいいのか?
ポイントは2つ
➀理想的な求職者(Aさんと命名)に見てもらえる事
②応募したいと思わせる事
理想的な求職者Aさんのイメージ:
→30代以下で比較的若く、整備士経験があり、出来れば現在仕事有り
では、Aさんに就いてもらう職種の当社社員がどのように求職するかとイメージしてみる。
→行動を観察してみると休み時間にスマホをいじって何かを見ている。
上記を参考に下記仮説を立ててみました↓
「Aさんは現職の待遇やら将来性などなんらかの不満を抱えている」
仕事探すなら休み時間や家で携帯を使って探すに違いない!」
そしてここからが大切です。
実際Aさんの気持ちになって、スマートフォンの
YAHOOで、「豊田市 整備士 求人」と検索してみる。
(GOOGLEではなく、あえてYAHOOですが検索結果はほぼ同じです)
indeed(インディード)というサイトが一番上に出てきますね!(広告も、自然検索も)
そこで「先ず求職者はこのサイトを開くはず」という予想がつく。
→ポイント「➀理想的な求職者に見てもらえる事」の手段を発見できました!
このサイトに求人情報を出すことです。しかも無料!
実際に求職者から「携帯の求人を見た」と言われました。
つまりリクナビやらのその他求人サイトのブランドは関係有りません。
スマホでパッと検索した時に出てくる事が重要なのです。
そして、当社求人情報を見た彼らが「②応募したいと思わせる事」の為の動機喚起と導線を作り込みました。
➀先輩社員の笑顔
②仕事内容詳細
③少しでも待遇の良い点
④会社の安定性と将来性
⑤社長の熱いメッセージ
どうですか、貴方が求職する際に上記内容があると安心しませんか?
とにかく転職は不安が付き物です。それを払拭してあげる必要があります。
具体的に弊社がどう書いたかは下記をご参照ください。
http://www.suzuhiro.co.jp/recruit.html
※理想はこのようなWEBサイトの専用ページも一緒に作ることですがindeed上に掲載でも上記の詳細を載せれば効果はあるはずです。
結果、わずか1週間で30代の整備経験者が3人応募してきました。
(過去にはハ●●ワークを通して50代のほぼ未経験求職者が極たまに応募してくるだけだったのに!マーケティング的にコンバージョン率が非常に高い!と言います)
そしてめでたく理想のAさんを一名採用する事ができました。
このように今回は求職者の立場に立って考えたことが勝因だと思います。
お金をかけずにいい人を採用したい!という目標を達成する事が出来ました。
以上、当社の事例を参考に良い人材を見つけて御社の発展に繋がれば幸いです!