IOT関連

フォークリフトの現在と未来 -国際物流総合展

 

先週は2年に一度、東京ビッグサイトで開催される国際物流総合展に行ってまいりました。
物流に関する国内外の様々な最新設備、サービスが出展されるビッグイベントです。

詳細→http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/
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今回当社としましては以下の2つの視点で新製品・新サービスを見てまわりました。

①物流の自動化・省力化という視点、
②各フォークリフトメーカーの進化
どちらも重要なテーマですね。フォークリフトの未来系とIOTにどう絡むのか?興味はつきません。

では①の収穫について下記報告します。

―自動倉庫で有名なダ○フクさんに聞きました―

「フォークリフト自動化に興味があるのですが御社としてフォークリフトの自動化を見据えているのか?
またはフォークリフトとしての形ではなく、代わりの何かになっていく方向ですか?」

意外とタフな質問だったようで説明員の方の表情は引きつり、
「フォークリフトですか?? うーん・・・むずかしい質問ですね」と言葉に詰まる。
しばらくの沈黙の後、その場に居合わせた役員っぽい方が「無くなるね」とおもむろにつぶやきました。

これら反応を見る限り、おそらく先方はあまり深くフォークリフト自動化を考えてはいないように思えました。
ただその上でも「無くなる」という解は、例えばコンベアーや特殊アームから自動的に直接トラックに積込み&積下ろしするような形になる可能性を示していると思われます。

どちらにしても一つの解です。
千差万別の現場には臨機応変が利く現在のフォークリフトが無くなることは無く、
「現形状フォークリフトをAIが操縦」が最適かなぁと個人的には思います。
すごく大変そうですが開発してみたい!と思っております。

ではテーマ②について報告、
気になるフォークリフト自体の進化はどうなのか?

―フォークリフト界の横綱、ト○タ○&○さんを見学―

なにか自己満足的要素が強い・・、フォークリフトに関しては現状維持か!?

・水素燃料、リチウムイオンで動く1000万円以上するフォークリフト展示
→フォークリフトの意義が変わるほどの現実離れした値段。。

・50年前の初期型フォークリフト展示
→歴史を展示する意義がよくわからない。進化の否定?

・次世代型8Fシリーズと思われるバッテリー車両展示
→相変わらずの鉛バッテリー。車体の動作効率アップということだが、前世代との差異は大きく無い印象。

・学校祭的な雰囲気
→若手社員が舞台で実演、それをベテラン社員たちが暖かく拍手。

そんなこんなでフォークリフト自体の進化は停滞しているのかなという印象でした。

―他社で印象的だったのはコ○ツフォークリフトさん―

「とにかくバッテリーフォークリフト押し」

映像やパフォーマンスには一目でお金をかけてる事がわかるほどの
インパクトがあり、次から次へとテンポよくセールスポイント強調していました。

・排ガス削減
・燃料コスト削減
・騒音削減
・長時間稼働可
・急速充電
・バッテリー補水不要

正直、サービスに関して不満の声も耳にする同社ですが今回の展示会に関しては気合を感じました。
今後に期待です。

弊社もバッテリーには強い関心を寄せており、フォークリフトのバッテリーに関する製品・サービスを持っております。
コ○ツさんではないのですが、エンジン車を駆逐する勢いでバッテリーフォークリフト普及に努めてもいいと思います。

ということでバッテリー式フォークリフトが本格的にシェアを伸ばしていくんだろうなと改めて感じました。
当社も近々大きな展開も予定しております。

2年後の物流展に出展できるようにこれからがんばります!
今回は東京ビッグサイトで開催された国際物流総合展の報告でした。

 

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