30周年特別提案 BYDフォークリフト

BYD社について~盛り上がる中国EV事情

スズヒロフォークリフトの鈴木です。

今回は弊社が押し出し中のリチウムイオンバッテリーフォークリフト
のメーカーであるBYD社についてと中国のEV事情について少し書いてみます。
日本にいると日本メーカーや日本市場しか触れることはないのですが、世界は常に変化・進化しています。このブログでそういった海外メーカーやそれを取り巻く状況についてより理解が進めば幸いです。

BYD概要・・

英語名:BYD (Build Your Dreamの略)
中国語名:比亜迪
設立:1995年
本社所在地:中国広東省深圳市
社員数:18万人(平均年齢27歳)

主要事業:
・エネルギー(家庭用蓄電、ソーラーパネル、LED関連)
・自動車(電気自動車等)
・IT(タブレット端末、ノートPC等のOEM)

主な概要
・世界有数の電池メーカー
・2016年EV販売台数世界一
・著名投資家のウォーレンバフェットが投資

日本との主な関わり
・以前よりソニーなど大手メーカーのバッテリーをOEM製造
・2005年日本法人設立
・2010年に日本の金型メーカーオギハラ館林工場買収
・2015年京都急行バスへBYD社製バス納入
・2016年バッテリー式フォークリフト販売開始

2016年通期(1~12月)決算
売上高:1002億0770万元(約1兆6195億円)、前年の776億1198万元に対し29%大幅増
純利益:50億5215万元(約816億円)、前年の28億2344万元に対し79%大幅増益

2016年のBYDオートの中国における電動車両の販売台数は、およそ9万6000台。
EV販売台数世界1位。

まあ、とにかく若く勢いがすごい会社です。

ここで筆者が昨年広東省深圳市にある本社工場を訪れた際の風景を簡単に紹介します。
広大な敷地内には従業員寮やホテル、レストランもありました。
ここでは2万人が働いているとのことでした。

乗用車だけではなく、フォークリフトも含め様々な乗り物を開発しています。

展示車両が多くのEV車種がリリースされています。

BYDが描くスマートシティの模型。
EVに限らずバッテリーを活用した電気をエネルギーとした社会を目指しています。

バッテリー式トラック↓ 静か過ぎて逆に心配になりました。騒音も出せるとのことです。

バッテリー式フォークリフト。2016年ドイツハノーバー国際物流展でIFOY賞 受賞 (2016年度国際フォークリフト大賞受賞)
「フォークリフトは我々の実現したい社会インフラ全体の一部であり、必要なピースである」とおっしゃっており日本市場もかなり重視していました。

びっくりしたのが、年初の2月に「モノレールを開発する!」と発表して、私が訪問した6月には
黒いシャーシ部分だけがレール上を走行テストしている光景を目撃しました。(写真はNGで)
怖いくらいのスピード感をもっています。実際同年9月には車両試作品を完成させ走行テストしました。
その他にも「自動車の窓ガラス以外の部品はほど自社生産」とのことにも驚きました。
スピード感と質を確保するメリットがあるようです。

余談ですが、本社のある深圳市自体もドローン最大手のJDIや家電の華為(ファーウェイ)など勢いのある企業が多く、街全体に勢いを感じます。

 

中国のEV事情・・

電気自動車(EV)の国際競争力調査で日本が1位から陥落し、中国がトップを奪いました。
中国政府の規制を背景に盛り上げる中国。
大気汚染に苦しむ中国政府はEVの普及を後押ししており、販売台数は世界で最も多いのです。
早ければ2018年から新エネルギー車の販売を義務づける規制を導入する予定で、日本勢が得意とするハイブリッド車はこの新エネ車には含まれません。
今後、中国市場は国産EVのシェアが増加していき、外国市場にもどんどん食い込んでいきそうです。
【続々と新規参入】
中国ではこの1、2年で、電気自動車(EV)製造に乗り出す新規参入企業が相次ぎ登場した。「楽視」、「蔚來」、「小鵬」、「前途」、「車和家」、「雲度」、「奇点」、「電珈」、「遊侠」、「鳳翔」、「凌雲」、「威馬」と計12社。
【IOTの車づくり】
これらの企業の特徴としては、インターネット事業に係わる企業ということです。販売手法もインターネットを活用したり、EVとの親和性の高いIOT、自動運転などを応用し「インタ-ネット車づくり」とも呼ばれている。

 

以上、今回はBYD社とその勢いについて書きました。
そこから生まれたBYD製バッテリーフォークリフトを弊社は取り扱っております。
是非一度ご試用頂き、その凄さを体験して頂ければ幸いです。

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